車検に含まれる費用には税金と点検整備費用に分ける
ことができます。
税金には、
・重量税
・自賠責保険料金
・自動車検査登録印紙代
がかかります。
つまり、この部分についてはどこで車検に出しても
ユーザー車検にしても同じになります。
もう一つは、自動車整備工場などの点検整備費用や
手数料などです。
ではそれぞれ見てみましょう。
・重量税
重量税は車検の有効期限分を先払いするため、新車時には
3年分。その後車検ごとに1年分・2年分を支払う必要が
あります。
3年 2年 1年
車両重量
0.5㌧以下 18,900 12,600 6,300
~1 37,800 25,200 12,600
~1.5 56,700 37,800 18,900
~2 75,600 50,400 25,200
~2.5 94,500 63,000 31,500
~3 113,400 75,600 37,800
3㌧クラスの車になると年間の重量税もかなりの
金額になります。
ちなみに原付の重量税0です。
車で言う自動車税にあたる軽自動車税が年間1,000円
かかります。
重量税は126CC以上のバイクから必要になります。
・自賠責保険
基本的に期間は12ヶ月か24ヶ月で車検の期間に
あわせてつけます。
12ヶ月 24ヶ月
軽自動車 13,850 22,470
乗用車 12,090 18,980
二輪車(250以上)9,280 13,400
自賠責保険は付け忘れると50万円以下の罰金か
1年以下の懲役とさらに違反点数6点に免許停止処分が
付いてくる厳しい処罰の対象です。
自賠責保険は被害者を保護するための保険ですが
傷害で120万円までと後遺症で最高4000万円まで
保証されます。
・自動車検査登録印紙代
印紙代は2種類あります。
エンジン総排気量2000CC以下 エンジン総排気量2000CC以上
認証工場 \1,400 \1,500
指定工場 \1,100 \1,100
各工場に「自動車分解整備事業」「有料自動車整備事業者」
「指定自動車整備事業」などの標識があります。
自動車整備費用や手数料は、特に規定が無いため
工場によって金額がかなりかわります。
また、消耗品の交換などはどこで行っても必要になります。
主なパーツとしてはタイヤやブレーキパッドなどです。
最近ではサービスとしてオイル交換を行ってくれるところが
多くなってきています。
2008年9月 1日 15:09 |個別ページ