任意保険とは

任意保険は、文字通り任意でつける自動車保険です。
対になる強制保険である自賠責保険では賄えない損害を
出した時に利用するためにつけるものです。

自賠責保険が傷害で120万円までしか補填されないため、
普通に考えて骨折などの事故を起こせば保証されないだろうと
言うのが考えつくでしょう。

入院などで3ヶ月程度入院すると100万を超えることはよくあります
から、事故の対象が2人以上になると一気に自腹で支払いが必要に
なったりしますから、任意保険に入るのは必須といえます。

特に下記で説明する対人賠償保険、対物賠償保険は必ず入ることを
おすすめします。
反対に言うと、運転に自信があるならこの二つ以外は最悪無くても
何とかなるとも言えます。


・人への損害を補償する保険

1.対人賠償保険
自動車の運転や管理で人にけがなどをさせた時に支払われる保険です。
自賠責で支払いを超えた分が対象ですが、基本的には無制限をつける
ことをお勧めします。

2.自損事故保険
対人賠償保険に自動で付いてくる保険で、誰も相手がいない状態で
事故を起こしたときなどに支払われる保険です。

3.搭乗者傷害保険
運転手も含めて運転している車に乗っている人がけが等をおった時に
出る保険です。
家族も含めて乗るならつけておきたい保険です。

4.無保険車傷害保険
事故にあった時に相手が保険に入っていない時に利用出来る保険です。
本来、相手の保険で保証されるべきところを相手が保険をつけていないと
保証されない事になってしまいます。
納得のいかないところではありますが、最悪の場合を想定した保険ですが
残念ながらかなり利用率の高い保険です。

7.人身傷害保険
通常自動車保険は治療費などは自分で支払って後から保険で支払われる
ことが多いのですが、この保険では加害者に請求する分も含めて実費で
先払いしてくれる保険です。
さらに自動車に乗っていない時に自動車事故にあっても補償されます。
貯金に余裕があればいいですが、そうでなければいざという時のためにも
つけておくほうがいいかもしれません。


・物への損害を補償する保険

5.対物賠償保険
ガードレールや民家の壁にぶつかったといった人以外の損害を
保証する保険です。
人以外ということでペットなどにけがをさせた場合はこの保険の
対象です。
危険物や可燃物を扱う車両や建物にぶつかるともの凄い額に
なることもありますから、この保険も是非入るべき保険です。

6.車両保険
自分の車の被害を補償する保険です。必要かどうかはかなり個人差の
でるところですが、新車などでは保険料の半分近くをしめるため
よく考えてからつけるべき保険です。
事故の損害の他にも盗難や風水害といった自然災害も補償の対象に
なります。
車種や装備によってつけるべきかどうか考えましょう。


・自動車保険と示談交渉
示談とは相手と金額なども含めて話をつけることです。
よくテレビなどで保険会社の担当などが、事故を起こした相手と
金額を含めて交渉するところを見かけることがありますが
全ての保険でこの示談をやってくれる訳ではありません。
この組み合わせでは大きく3種類のものがあります。

Ⅰ.SAP
1~6までの保険をセットしたものに示談交渉サービスが付いたも
のです。

Ⅱ.PAP
1~5まで保険に示談交渉が付いたものです。

Ⅲ.BAP
それぞれを自由に組み合わせられる保険です。

2008年9月 1日 15:22 |個別ページ

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